雑感

2021年09月10日

地域のイベント『バイローカル』に初参加。3月にはご近所バウズさんで初の個展。8月にはヒコみづのジュエリーカレッジさんで特別ゼミ講師のお仕事。それらに向けた準備や製作。年明けに父が他界したこともあり、この10ヶ月は息をつく間もないくらい濃密な日々でした。

ずっとやりたかった初心者向けの革教室 “革小物手縫いの会”もスタートして1年半。少しずつ、でも着実にものづくりの輪が広がっていることを実感しています。

あえてあまりカタチを決め込まずに始めたこともあり、いまだに毎回が勝負、必死です。試されているという緊迫感がある意味心地よかったりします。


そのうえ自分以上のものを引き出してもらったり、やりたいことを再確認させてもらえたり。僕にとってはかけがえのないホーム、家みたいなものです。これからも、ひとりでも多くの方に革の魅力やものづくりの楽しさを全力でお伝えしていきたい。そう思っています。


一緒にものづくり、始めてみませんか?


アトリエ見学は随時受付中。
お気軽にお問い合わせください。


革小物手縫いの会
https://www.caboche432.com/lesson/


 

2021年09月05日

暑さもひと段落。
創作意欲がムクムクっと顔を出してきました。「このタイミングを逃しては!」と革のテストも兼ねて教室用サンプルを製作。

教室の革もバリエーションを増やしたくて、最近は革のことばっかり考えています。とにかく調べまくっては革屋さんに連絡をとってサンプルを送ってもらったり、ピンときた革があれば仕入れてみて実際に使ってみたり。

最近はお試し用にとA4やA3にカットした革、それも僕好みの魅力的な革をオンラインで手軽に購入できるところも増えました。むろん割高にはなりますがちょっと前までは考えられなかったこと。欲しい革を扱っている革屋さんがほぼ関東にあるので、実際に革を目で見て触れる機会が限られる大阪在住の僕にとっては嬉しい限りです。

ただ選択肢が増えたぶん悩むハメにもなるのですが、こんな嬉しい悩みなら大歓迎です。いい時代になったもんだ。笑

◎今月末に久々オープンアトリエを予定しています。日時など詳細はインスタなどでまたお知らせしますね。

caboche
https://www.caboche432.com/


 

2021年08月07日

昨日、ヒコみづのさんでの夏期スキルアップゼミの講師のお仕事を無事終えることができました。

先生方が本当に素敵な方ばかりで、準備段階からとても丁寧に対応してくださり、おかげで万全の体制でゼミに臨むことができました。

とはいえ、初めての専門学校でのお仕事。しかも10数名を1人で教えるというのも初めて。さらに課題の製作を終えたあとは、めいめいが作りたいものを作る、という内容。

「はたして僕に務まるのだろうか」
「最後までみんな出席してくれるだろうか」
正直、不安でした。

でも、参加してくれた生徒さんみんな、これまた本当に素直で真面目で良い子ばかり。つたない僕の指導に真摯な姿勢で向き合ってくれました。

無我夢中、あっという間の5日間。
当初の不安もどこへやら。あまりに楽しすぎて、最後は達成感と寂しさがない混ぜになった何とも言えない感情がグッと込み上げてきて泣いてしまいそうになり(笑)、みんなに伝えたかったこともほとんど伝えられずじまいでした。

それだけが心残りで…

泣きながらでも、ちゃんと伝えきるべきだった。もっと感情を解放して素直に表現したらよかった。今回の僕の宿題です。

なので、ゼミの最後にみんなに話そうと思っていたことを書き連ねておこうと思います。いつか何かの拍子に生徒さんが見てくれることを願って。
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みなさん、5日間本当におつかれさまでした。
初レザークラフト、どうでしたか?

僕はこの18年、ほぼ毎日革と向き合ってきました。ですが、いまだに新たな発見や気づきが沢山あります。知れば知るほどわからないことが増えていく。興味の尽きない、奥の深い世界です。

そんな奥深い世界のほんのさわり、ひとかけらだけでもお伝えすることができていたら幸いです。

そして、これからのみなさんにとって今回の経験が、何かしらの変化、何かしらのチャレンジのきっかけになれば、こんなに嬉しいことはありません。

「学ぶとは変化すること」
これは僕が常に心にとめている言葉です。

「学ぶとは変化すること」
何も難しく考えることはないんです。どんなことでもいいんです。大したことなくて全然いいんです。

ただ心の声に耳を澄まし、その声に忠実に、どん欲に愚直に学び続けてください。求め続けてください。

たった1度角度を変えるだけで、未来は大きく変えることができる。そう信じています。
お互い頑張りましょう。

そして、必ずまた、どこかでお会いしましょう!
その時を楽しみにしています。

みなさんと出会えて本当に良かったです。
最高の5日間でした。
本当にありがとうございました!
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2021年04月21日

美術作家・永井宏さんの回顧展が25日までだと知り星ヶ丘洋裁学校内のsewing table coffeeさんへ。実に5年ぶりの再訪でした。

聞こえるのは小鳥のさえずりだけ。
しばし都会の喧騒を離れ、滋味深いサイフォン珈琲とトーストをいただきながらじっくりと見ることができました。

永井宏さんの言葉との出会いは闘病真っ只中、数年前にさかのぼります。

原因不明の皮膚疾患との7年にわたる格闘。
今でこそやっと完治に近づきましたが、本当に出口の見えない真っ暗闇の中をあてもなく彷徨う日々でした(この辺りのことついてはカテゴリ「闘病のこと」をご覧ください)。

そんな時に出会った永井さんの紡ぎ出す言葉の数々は、長いトンネルの先に見える一点の光のように。燦々と輝く太陽のようにではなく北極星のようにさりげなく。足元のおぼつかない僕の道しるべとなってくれました。明日に目を向けさせてくれました。上を向いて歩かせてくれました。ものづくりどころか生きることに対する気力すら失いかけていた僕をすんでのところで踏みとどまらせてくれました。あなたのおかげで今があります。

まだまだですが、まだまだだということを受け入れて前に歩を進めればいいんだと教えてくれました。

今日、永井さんの遺した作品に対面することができ、少しだけ永井さんに近づけた気がします。もっと自分の五感を大切にしてあげようと思えました。

sewing tableの玉井さんの淹れてくれたサイフォン珈琲とトーストもゆっくり味わうことができ、最高でした。来て良かった。また頑張れます!

*画像はInstagramをご覧ください。リンクを貼っておきますね。
https://www.instagram.com/p/CN6_SFcsTeV/?igshid=1jiia87t1xe9h


sewing table coffee
https://sewingtablecoffee.net/

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2021年03月22日

昨日、はじめての個展を無事に終えることができました。たくさんのご来展、本当にありがとうございました。特に最終日は荒天にも関わらず入れ替わり立ち替わり見に来ていただき、もう感謝の気持ちでいっぱいです。あっという間、夢のような4日間でした。

とはいえ作年末に個展をさせていただくことが決まってからはすべてが手探りで、でも探っている時間の猶予もないなか、不安を振りほどくかのごとく、とにかくアトリエにこもって無心で作り続けた3ヶ月でした。

またそうすることに、年明け早々に他界した父の鎮魂といった意味合いを知らず知らずに込めていたような気もします。おやじ、見てくれてたかな〜

でもこうやって製作に没頭できたのは、なんにもわかっていない僕のことを大きな心で受け止め見守り、すべてにわたりフォローしてくださったバウズの平岡さん、原さんがいたからこそ。そして日々励ましてくれた嫁と息子がいたからこそです。感謝以外の言葉が浮かびません。本当にありがたいです。

ちょっとだけゆっくりしたら、今までとは少しだけ景色が変わった日常をこれまで以上に丁寧に積み重ねていきたいと思っています。いただいたオーダーはこれから1点ずつ心を込めてお作りします。お手元に届くまで今しばらくお待ちくださいね。

今後は引き続き革教室『革小物手縫いの会』をしっかり中心に据えながら、帆布かばんの受注製作もしていきます(たまに革小物も)。

革教室のサンプルや帆布カバンのオーダーサンプルを見ていただく機会として、月に2度ほどオープンアトリエもやりますので、気になる方はぜひお気軽にお越しくださいね。日程などは SNSでお知らせします。


というわけで、まずはまったく手をつけていなかった確定申告にとりかかります😅
期日が延長されていて本当に助かった…


カボシェ ホームページ
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