帆布・お手入れについて

2015年01月01日

【パラフィン加工帆布のこと】
・パラフィン加工とは生地を液状のパラフィン(ロウ)の中にくぐらせ、撥水性・耐久性をもたせる加工のことです。※撥水は永続的なものではありません。          

・使い始めは多少固さを感じることもありますが、使っていくうちに徐々に馴染んで柔らかくなってきます。こすれてアタリがついたり、折り目の部分に線が浮き出たりするチョークマーク(白化)などが出てきたりと、デニムのように経年変化を楽しめる素材です。※制作過程でもアタリやチョークマークが入ります。ご了承ください。

・使い始めはパラフィン特有のにおいがあります。

・衣類との強い摩擦により色移りすることがあります。特に汗や雨などで衣類や製品が湿っている時は比較的弱い摩擦でも色移りする場合があります。色味の薄い衣服をお召の際は十分ご注意ください。

・ロットにより色・固さに多少のブレがあります。

【パラフィン加工帆布のお手入れについて】
・普段は毛先の柔らかいブラシでブラッシングをして、生地や糸目につまった汚れなどを落としてください。

・防水スプレーのご使用はお控えください。シミになることがあります。

・お洗濯はご遠慮ください。

・汚れた際は、固く絞った布で軽く拭き落としてください。強くこするとその部分だけ色落ちしてしまいますのでご注意ください。消しゴムで軽くこすると落ちる場合もあります。

・保管の際は、直射日光・高温多湿を避け、風通しの良い日陰で保管してください。


【革のこと】
帆布製品には、ベジタブルタンニンでじっくり丁寧に鞣された栃木レザーの革を使用しています。特にこの革は、ヌメ革に大胆にシワを施した後、オイルを塗って磨くという通常1回の工程を2回重ねたもの。非常に手間のかかる工程を経て仕上げられています。徹底して磨き上げられたことによるしなやかで上質な風合い、そして豊かな表情が最大の特徴です。

また、元々シワがあるため傷がついても目立ちにくく、使い込むにつれ、それも含めて味わいとなっていきます。

※天然皮革という素材の特性上、シボ・シワの入り方や風合いは均一ではありません。一点ごとに表情が異なります。また、使用上問題のない細かい傷等は避けずに使用しています。革本来の個性としてお楽しみいただければ幸いです。

【革のお手入れについて】

基本的には乾拭きで十分です。気づいた時にハンカチなどで軽く磨いてあげて下さい。
乾燥やくすみが気になる場合にのみ、ごく少量のデリケートクリームなどで保革して下さい。(エム・モゥブレイのものがお勧めです。) その際、帆布にクリームがつかないようご注意ください。

防水スプレーのご使用はお控えください。パラフィン帆布にかかるとシミになることがあります。

ただ、どうしても使い始めはヌメ革につく水ジミや汚れ等は気になるものです。その場合は、水を軽めに絞った布で水拭きし(軽く革の色が変わるくらい)、革の色が戻ったらデリケートクリームで薄く保革してあげてください。あくまでも軽く薄く、というのがポイントです。多少はシミや汚れがつきにくくなります。(革の色はほんの少しだけ濃くなることがあります。) 水拭きに抵抗がある場合は、デリケートクリームを入れるだけでもOKです。

汚れが気になる場合は、きつめに絞った布で軽く水拭きした後、乾拭きをして下さい。水分には弱いので、水や汗に濡れた場合は拭き取って陰干しにして下さい。







 
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