闘病のこと

2019年11月11日

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ふと気づけば、寝る時に毛布を鼻先までかけることができるようになっていた。

体調を崩してから昨冬までの数シーズンは毛布ですら刺激になるほどの肌状態で、布団を肩までしかかけられず、毎晩つらい思いをしていたことからすればものすごい進歩。


療養中とあって焦ることも多いけど、結局はこうやって小さなことを少しずつ積み重ねていく中からしか、自信や確信めいたものは生まれないのかもしれない。あともう一息、頑張らない程度に頑張ろう。


なんてことをふと思った、79回目の親父の誕生日。



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2019年09月29日

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昨年末以来、なんと今年はじめての投稿となってしまいました。
体調はおかげさまで、行きつ戻りつを繰り返しながらもかなり回復してきています。ただ、そのペースの遅いことおそいこと!まさかここまで時間がかかるとは。いちどクスリで壊してしまったヒトの体、自然の摂理を元に戻すのは簡単なことではないのだなあとあらためて痛感しています。

とはいえ、以前は長いトンネルの先にぼんやりとしか見えていなかった小さな光が少しずつ大きく、はっきりとわかるようになってきました。そして、その光に導かれるようにふつふつと創作欲が湧いてきています。しんどい時はまったくそんなことを思う余裕すらなかったこと、そもそも生きている実感さえなかったことを考えると、そんな感情が自分の内から湧き上がってきたというだけでもなんだか感慨深かったりします。

なので、この感覚をなんとかカタチにしたい。ひとりでも多くの方におすそわけしたい。そんな気持ちでいま、わくわくしながらあるモノの制作にあたっています。今回作っているのはごくごくシンプルな帆布もの。自分にとっては小さくも大きな一歩です。もう少ししたらアップできると思います。

5年にわたる闘病。当たり前だったことが当たり前にできない日々。当たり前だと思っていたことが当たり前ではなかったことを思い知る日々。感謝と焦り。

正直、いまの僕には何もありません。でも幸いなことに、失うものもありません。療養中のいまの自分にできること、いまだからこそできることにひとつずつ、丁寧に向き合っていこうと思っています。

そして一日もはやく手縫いの会でお会いできる日を楽しみにしています。

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2018年12月17日

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久々の更新となりました。前回の投稿が7月末ですから5か月ぶりです。
あの頃は連日の度を越した暑さにすっかり参っていましたが、ちゃんと寒い冬はやってくるもの。そしてもう年の瀬。皆さんいかがお過ごしでしょうか?

「とにかく1日もはやく体をなおして日常を取りもどし、手縫いの会をはじめる」

2018年、僕の目標はこの1点でした。この目標を実現すべく地道に静養してきましたが、願いかなわず。来年に持ち越しとなりそうです。

ただ、回復に向けて着実に前に進んでいることだけは確か(本当にびっくりするくらいゆっくりですが)。もう夜明けはすぐそこまで、それも或る日突然に来るのではないか、そんな心持ちで日々を過ごしております。

遅くとも桜の咲く頃には動きだせれば!

というわけでかなり早いですが、みなさん、良いお年をお迎えください。



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2018年07月25日

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久々に近況報告を。

ホームページでもちらっと触れましたが、実はこの4年半、病と闘っています。
原因不明の皮膚疾患とです。

命に関わる類のものではありませんが、社会生活に支障が出るほどひどい状態が長く続きました。「このまま一生、なおらへんかったらどうしよう」という言いようのない不安や恐怖に押しつぶされ、日々ぺちゃんこになっていました。

そんな最悪の状態から脱し、わずかながらも快方への兆しを感じられるところまで漕ぎつけた今、この間のことをざっと振り返ってみようと思います。

4年前の春、何の前ぶれもなく突然顔と頭が赤くただれる。激しいかゆみ。迷うことなく皮膚科に直行。処方された薬(ステロイド)でひとまず沈静化するも、やめた途端たちまちリバウンド。かえって悪化。
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さらに同じ薬を使い続けるよう言われたが怖くなり別の皮膚科に。違う薬を渡される。が、ほどなくしてその副作用に苦しむ。しかし他に手立てがないと言われそのまま続ける。首から上が本当に燃えているんじゃないかというくらいの猛烈な灼熱感とかゆみに何も手につかず、ひたすら耐える日々。恐怖。
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薬を塗り続けて1年近く経つも状況は悪くなる一方。さすがにこのままでは廃人になってしまうとクスリ断ちを決意。素晴らしい漢方医との出会い。
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想像以上に過酷なリバウンドとの闘い。顔どころか頭まで赤く腫れあがったかと思えばぶ厚い瘡蓋にびっしり覆われ、しばらくするとそれがぼろぼろと音をたてて剥がれ落ち… の繰り返し。さながらリアルゾンビ。プチひきこもり。
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そして2018年7月。薬をやめてほぼ3年。

どうにかこうにか、あと一息のところまで来ました。完治まではまだもう少し時間はかかりそうなものの、それでもここまで来れただけで、もう、なんていうか、奇跡です。

ここ数年のこのような自分の状況に関して、今まではなるべく隠そう隠そうとしてきました。でも、もうそういうのはやめようかなあと。事実をありのまま受け入れ、向き合っていくしかない。いろいろな葛藤はありましたが、ここにきてやっとそう思えるようになってきた感じです。

あと、自分は主に首から上だけですみましたが、僕と同じような症状に苦しんでいる方、また病気ではなくても自分ではどうすることもできない状況のなかでもがき、頑張っている方の何かしらの励みになれば、という想いもあります。4年間の闇を経験した僕にしか見えない景色がきっとあるはず。これからの活動のなかで自分なりの形でそれをお伝えしていければと思っています。

そんな話、誰が興味あるねん!とも思いましたが、翻って自分の闘病中は誰を信用すればいいのかわからず、絶望しかありませんでした。「これが効かへんならもう治せる薬ないわー」と笑いながら言うセンセイ。文字通り一瞥もくれずに診察?を終えるセンセイ。はたまた「他の医者の尻ぬぐいばかりさせるな!」と怒るセンセイ。。。その時々の無力感といったらなかったです。

そんな時、僕が頼りにしていたのが同じような境遇にあると思われる、もしくはあった方の実体験に基づいたブログでした。本当に救いでした。そこから得た情報をもとに試せるものはもう片っ端から試していきました。もちろん合う合わないがありますし、真偽のほどもわからない。場合によっては取り返しのつかないこともある。常に"自己責任"という言葉はついて回りますが、人生なんてしょせん自己責任。そこは覚悟の上でした。

今振り返ってみて、あのまま黙って薬を使い続けてていたら今頃どうなっていたか、考えただけでもゾッとします。もちろん状況はひとりひとり違うので簡単はことは言えませんが、それでも僕と同じようなつらい思いをされている方の力にほんの少しでもなれれば、そのとき初めてこの経験が生きてくると思っています。というわけで、闘病のことについてはまた折に触れて話していければと考えています。

が、とにもかくにも、まずは自身が革職人としての活動を一日も早く再開させないことには何もはじまりませんね。やるやる詐欺状態の革教室のことなど、何かこう具体的で前向きなお話を秋頃にはお伝えしていけることを願って、引き続きあせらず養生したいと思います。


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2017年03月27日

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ひさびさの投稿です。
近況報告がてら、ホームページのprofileを更新してみました。→

人生、なにが起こるかわからないものですね。おかげさまで少しずつ、ほんとうに少しずつですが快方に向かっています。ときおりこころが折れそうになることもありますが、革小物教室をはじめ、全快したらやりたいあんなことやこんなことを妄想しつつ(笑)、まずは「今できること」「今だからこそできること」を日々積みかさねていこうと思っています。

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